2010-01-01から1年間の記事一覧

五日目

「盛楼閣」の冷麺と「白龍」のじゃじゃ麺を食べるなどしつつ盛岡市内を観光、何だか色んなものを扱っている光原社でコーヒーを飲んだりした後、仙台へ。ここから先は通常の里帰りであった。

四日目

素泊まりということで宿での朝食はなし。宿の人に車で陸奥港の市場まで送ってもらった。縁日のように様々な露店が立並ぶ中を散策し、コーヒーを飲んだり、骨董屋を冷やかしたりした。それから屋内市場に行き、蛤の貝殻に詰められたウニや、白身赤身の魚、こ…

三日目

旅館の朝食には、帆立貝の殻に味噌と卵と葱を入れて煮たものが出た。美味しいが、さらに味噌汁がついてきたので、使い分けに困った。弘前まで山を下るバスを待つ間、旅館の前のみやげ物屋で「ゆできみ」を買い求めて食べた。ここまで甘いとお菓子のようだ。…

二日目

あけぼのの車内放送は夜の間行われず、翌朝秋田駅につくころから再開する。そのころに大体目が覚める。昨夜買ったパンを食べながら、テレビをつけると、「寅さん」シリーズのいずれかと、別の邦画との2チャンネルがそれぞれエンドレスリピートされているこ…

あと一日

本能が勝手に惰性で動き出すのは仕方のないことだ。理性がなすべきは、本能により動かされていることに早く気付き、気付き次第コントロールをとり戻すこと。何度でも。油断ならぬ。

北東北旅行

今年の夏季休暇は、帰省を兼ねた旅に費やされた。会社で着替えて、上野から「あけぼの」に乗って東北へ、という数ヶ月前にも実行したばかりの旅の始め方。違うのは、今回の個室はあけぼの号で一番値が張る部屋だということ。といってもシャワーすらなかった…

週末の一人旅

木曜の夜、職場でスーツから着替えてそのまま旅に出た。本当は金曜の夜に出発したかったが、旅行を思い立ったのが遅くて、夜行列車のきっぷが手に入らなかったのだ。木曜の夜ですら、個室寝台は最後の一枚だった。来年には青森まで新幹線が開通する。これは…

普天間

呼吸を止めているとき、外界の刺激が遮断されて、外界から切り離された形で物事を考えることが出来る。 その代り、その状態から再び動き出して外界の刺激に接するとき、大きな緊張を感じる。 一旦停まったものを再び動かすには、大きな力がいるのだ。 なぜ呼…

車窓から

職場でとっている新聞に載っていたコラムを読んで、びっくりした。世界には完璧なものがあり、それが手に入らないからといって何もしないでいるという考え方のひとは、現代社会が生んだ歪みであるとかいった内容だったと思う。自分が日ごろから悩んでいるポ…

ホールド・オン

私の職場には大きく分けて三種類の仕事があって、最初はこれらをまんべんなく異動し、あるところから特定のひとつでキャリアを積んでいく感じになっている。いろんな仕事を体験できて楽しいだろうくらいに思っていたが、もともと種類の違う仕事なので、その…

ええと…

仕事で20人くらいの会合の司会をやったが、緊張してうまくできなかった。帰宅してやけ酒を飲んで居る。 準備をぬかりなくやり、本番も忠実に再現すればいいのに、変にアドリブを入れようとしてこんがらがり、絶句。 向き不向きがあるとはいえ、できたら克服…

すべてのことは

やさしくて魅力的な人達に囲まれて、都会の真ん中で小さく頑張っている魅力的な老舗ホテルで、幸福な時間を過ごすことができました。身に余る幸福です。これから色んなところへお返ししていきたいと思っています。