2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

七日目以降(概要)

鹿児島から吉松を経由して人吉へ。 それほど混んでいない特急列車に乗っていたら、途中の嘉例川駅で仮装行列みたいな 集団が大挙して乗り込んできた。この駅の駅舎は古い木造建築で、国の登録有形文化財に 指定されているのだが、このたび隣の駅も指定を受け…

六日目

七時前に、宮崎駅についた。朝っぱらから、ふらふら。 隣に停まっていた電車によろよろと乗り換えて、さらに南へ進む。 意識が飛び、せっかくの景色もぼやけ、夢だか現実だかわからなくなっていた。 それでも、飫肥という駅名がアナウンスされたのに反応して…

五日目

広島で祖父母の家に滞在し、祖父の公務員時代の話など、いろいろ聞いた。 やはり祖父母としては私に公務員になってもらって良かったと思っている。 だからこその反抗心もあるわけだが、さしあたり門が開いたほうに進むほかない。 広島に滞在して3日目の早朝…

四日目

朝起きて、ホテルの外を散歩してみると、目の前が海だということにようやく気づいた。 江戸時代くらいから変わらない町並みは、道路が狭い。そこを通勤の車が通り抜けるから かなり怖い。うまくすり抜けながら、時代村の雰囲気を味わっていく。 町の真ん中に…

三日目

友人宅を早々に辞し、山陽方面へローカル線を乗り継ぐ旅へ。 松江から宍道に出て、木次線、芸備線、福塩線で広島県福山にいたる。 あまりにも本数が少ないローカル線ぞろいなので、一本逃すともうその日のうちに 目的地につけない。そして乗換駅では1時間待…

二日目

…就寝できず、意識が点いたり消えたりしながらバスに揺られていた。 夜行バスは椅子が相当にリクライニングするんだけど、やはり斜めである。 それに振動もあるから、どうしても眠りは浅くなってしまう。 安さと引き換えの手段。若いうちしか使えないと思う…

一日目

切符を買うにあたっては、すでに学生ではなく、学割を使うことができないため、 なんとかほかの手段で割引を受けたいと思って利用することにしたのが「周遊きっぷ」。 詳細は省くが、これで九州の列車はほとんど乗り放題、九州までの往復も2割引となる。 ま…

ひとつのキーワード

自分が大切にしたいのは、「縁」だ。 あらかじめ想定される外にあるものやひとに触れるよろこび。 それを求めて、旅に出たり、見知らぬ世界に惹かれたりするのだろう。 ほかの人がみたら、なんの変哲もないものが、縁によって、自分の宝となる。

帰宅

帰ってきました。興奮冷め遣らぬうちに記録を残しておきたいんだけど、 キーボードが相変わらずいかれ気味で、長い文章を書くことままなりません。 代わりのキーボードを調達してこよう。

そして、あと一月

気楽な身分でいられる時間も終わりが見えてきました。 国立新美術館での仕事もひと段落。 今から、しばらく旅に出ることにします。 東北に行ったときと同様、碌に計画は立っていません。 どうなることやら。